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胎盤が自然に剥がれなかった話 [産婦人科]

1人目出産のときの話。

いきみたい感じというのが無かったので
何をどうすればいいのか、とても困りました。
痛みに耐えつつあれこれ試行錯誤しているうちに、ふと
子宮口の反対側にある「腹筋」に力を入れて
中身(子ども)を外に押し出せばいいんじゃない??と思い付き
実際に試してみたら、思った以上にうまくいきました(・∀・)
胎盤1.jpg

そして、出産が終わってからが、この話の本題です。

やたら疲れたーと思いながら、分娩台の上で休んでいたところ
お医者さんがやってきて、
子宮口から出ているへその尾を引っ張り始めました。
「うーん、出てこないなあ」なんて呟きながら。
胎盤2.jpg

そして、
「ちょっと失礼しますね」
と言いながら、子宮口の中に腕をすっぽり入れて
手で胎盤をひっぺ返し始めました!
「痛い!」
という言葉だけでは形容しきれない、なんともいえない感覚。
まさに、体内で内臓をはがされているかのような。
胎盤3.jpg

本来、胎盤は産後5~10分くらいで娩出されないといけないのに
30分経ってもまだ出てこないので、仕方なく
お医者さんが手ではがす処置をすることになったようです。

そして、なんとか剥がし出した胎盤を
パズルを組み立てるように、本来の胎盤の形に組み立てていました。
どうやら、胎盤が子宮内に残っているといけないので
全部揃っているかどうかを、組み立てて確認しているらしい。
胎盤4.jpg
それにしても胎盤って、かなりデカイです。

胎盤を出した後も、分娩台の上で休んでいたのですが
看護師さんがやって来て、お腹の上に冷たいアイスノンを載せました。
子宮収縮を促すためらしく、仕方ないのですが
その日は夏だったのに、やたら寒かったです。
胎盤5.jpg

出産時の出血量は、
母子手帳には多量(620ml+α)と書かれていました。
胎盤がなかなか出なかったから、出血量が多めだったのかな?

その後の入院中は、とくに何事もなく
退院前の子宮内の超音波でも、とくに何か言われることもなく。

というわけで、無事退院したのですが
退院後も、わりと鮮血ぽい少量の出血(悪露)が
ずっと続いていました。
妊娠・出産の本に書いてある通りなら、もっと早く止まるはずなのに。
胎盤6.jpg

1か月健診の数日前。
トイレに行ったときに、ピンポン玉より小さめくらいの
膜らしきものを含む、謎のカタマリが出てきました。
そして、その後は急に出血が少なくなり、数日で完全に止まりました。
胎盤7.jpg
産後も長く出血が続いていたのは、どうやら
胎盤や卵膜が完全に出ていなかったのが原因だったようです。

あとで調べてみたところ、
出産後30分経っても胎盤が娩出されない状態を「胎盤娩出遅延」、
今回の私のように、自然に胎盤が出なくても
医師が手で剥がして(用手剥離)剥がれるものは「付着胎盤」、
何らかの理由で、子宮と胎盤が癒着していて
剥がそうとしても剥がれない場合は「癒着胎盤」となるようです。

そして、
癒着胎盤があると、産後に大量出血が起こり
母体が死亡することもあるし、
大量出血を防いで救命するために、子宮を摘出することも。
子どもが無事に生まれたからオールオッケー!
とはいかない場合もあるようです。

私の付着胎盤、1人目出産のときには起こりましたが
2人目と3人目のときには起こりませんでした。
痛い用手剥離しないで済んだもの嬉しいけれど、
寒いアイスノンを使わなくて済んだのも嬉しいw

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